
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
購入・読了後レビュー
目次
読み終えての結論
結論から申し上げますと、
文章に携わる方は全員読むべし、と言っても過言ではない良書です。
完読を目的とした文章の書き方が詳細に記載されています。
文章力を向上させたい方におすすめいたします。

内容のレビュー&感想
WEBメディアの新人研修の内容を書籍化。
目的は読者が離脱せずに完読してもらうこと。
媒体によって戦略が異なりますが、
メディアのWEBライターなら完読のための文章を書くべきで、
そのためのルールが書かれています。
やはり書く前の準備と推敲が大切だと、改めて思い直しました。
個人的に最も良かった点は、
ライターにとって基礎的な文章のルールの細かい記載です。
WEBライターを目指す方は必読だと思います。
また、感覚的に理解していた要素も論理的に示しているので、
感覚を論理化してライティングに取り組めるようになりました。
気になったポイントですが、
駄目な例文と修正後の例文が記載してあり、
駄目な例文を読むと気持ち悪くなるのがこの本の嫌なところです。
仕方ないのですが……
まとめ
帯に「10万部突破!」とありますがそれも納得の内容。
ライターやブロガーでなくとも、何かしら文章を使う仕事の方全員におすすめの良書です。
文章力の低さが悩みの方には特におすすめです。

最後に~自戒の念を込めて~
人は間違え、忘れる生き物です。
私は暇があればライティング本を読み直し、論理のリマインドと言語感覚の向上に努めています。
以前書いた文章を読み直すと、修正点に気付くことがあります。
これは少しずつレベルが上がっている証左です。
テーマ・媒体・時間の経過、等によって求められる文章も変わりますので、常に勉強が必要です。
複数の本を繰り返し読み、実践と修正の繰り返しのみが上達へと繋がります。
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